フィナモレとカミチャニスタのシャツを比較してみた

Sponsored Link

お越しいただきありがとうございます。

クラシコイタリア好きな管理人です。シンプルで飽きの来ない普遍的なコーデが多いので、流行りのものはクローゼットにほとんどありません。主にジャケット・ブルゾンコーデが多めです。

皆様はジャケット・シャツ・パンツなどを仕事用、プライベート用に使い分けしていますか?

私は使い分けをしている派で、仕事用はカミチャニスタやユニクロを使うことが多いです。プライベートだとフィナモレ、バルバ、PT0ウーノ、インコテックス、ジャブスなどが多いです。

なぜ使い分けるのかというと、やっぱり連日着用するとなると生地が傷みやすく、お気に入りのシャツやパンツが1,2年でダメになってしまうので、勿体なくて着れません。

なので、私は仕事用にユニクロのシャツを使っていましたが、今はカミチャニスタという低価格でコスパが高いものを使ってます。

でも、仕事とプライベートのコーデを比べると仕事のコーデが野暮ったく見えてしまうのが事実、できれば仕事でもフィナモレを着たいなと思うことも度々。

そんな理由で、できればシルエットや襟の開き具合がフィナモレやバルバなどのイタリアブランドに近いシャツはないかと探し当てたのがカミチャニスタのシャツなんです。

カミチャニスタを調べてみると、ファッションディレクターの干場義雅さんがオススメされているブランドなんですね。

Sponsored Link

カミチャニスタとは?

CAMICIANISTA(カミチャニスタ)」とは、
イタリア語の「CAMICIA(カミーチャ=シャツの意)」から生まれた造語です。「シャツを愛する人、シャツが似合う人」という意味が込められています。

FRAY (フライ)、BARBA (バルバ)などのイタリア高級シャツにみられるシルエットとディテール、そして仕立ての技法を取り入れました。

それはスーツをより美しく着るため、シャツに不可欠な要素であるとともに、
フィレンツェで生まれ育ち、仕立て服の文化と伝統と受け継ぐ「CAMICIANISTA」の
テクニカルディレクター、レオナルド・ブジェッリのこだわりです。

「装う」ことの愉しさを知る、イタリアの男たちが愛するシャツなのです。

引用:カミチャニスタホームページより

で、このカミチャニスタのシャツは何がいいのかというと

①袖を身頃に後付け縫製
バルバやフィナモレと同じ後付け縫製です。肩をあげてもつっぱりがなく、とっても楽。

②ボタンは本白蝶貝
確かに高級感はありますが、バルバやフィナモレと比べると厚みなどは劣る。でも価格を考えると納得できるレベル。

③裾にはガゼット
これもバルバやフィナモレと同じように補強されています。

ディティールなどがイタリアブランドに似ていると言っても、実際に手に取らないとわからないというのが実際のところで、早速にカミチャニスタを購入して比較してみました。

カミチャニスタのシャツをイタリアブランドと比較してみた

購入したのはカミチャニスタの39サイズ、スリムフィット、ホリゾンタルシャツです。

では実際にフィナモレのSサイズ(セルジオ)でサイズや着用感を比較してみます。
(※フィナモレにはSや39などのサイズ表記の違いがあり、若干サイズが異なります)

左端からフィナモレS(シモーネ)フィナモレ38(セルジオ)、カミチャニスタ39(ホリゾンタル・スリムフィット)

①着丈、身幅、胴幅
カミチャニスタ 着丈 79 身幅 48 胴幅 48
フィナモレ 着丈 77 身幅 50 胴幅 44 
カミチャニスタは着丈がめちゃくちゃ長いです。胴幅以外はサイズ、着用感の違いはあまり感じられません。ちなみに背ダーツが入ってました。さすがですね。

②第1ボタンを外した時の胸元の開き具合
カミチャニスタ 第2ボタンの位置 7.5cm
フィナモレ 第2ボタンの位置 8.5cm
胸元を開いた時のきれいさはフィナモレには敵いません。

③襟の大きさ、ロールの程度
セルジオ、シモーネ、カミチャニスタのホリゾンタルカラーを比較してみます。

襟羽長さ
セルジオ 10cm
シモーネ 7cm
カミチャニスタ 8.6cm

襟台
セルジオ 5cm
シモーネ 4.3cm
カミチャニスタ 3.5cm

襟開き
角度は測っていません。

シモーネは襟がかなり小さいですね。第2ボタンまで外した胸元の綺麗さはやはりフィナモレですね。でも第2ボタンまで外すことはほとんどありませんが。

カミチャニスタには、もう少し襟を大きくしてくれたり、胴幅を絞ってくれれば最高のシルエットになると思います。ただ現状のシルエットでもユニクロよりも野暮ったさはないので価格を考えると満足です。

カミチャニスタへシャツの問い合わせをしてみた

カミチャニスタを買おうと決めた時に、1番悩んだのはワイドオープンカラーとホリゾンタルカラーのどちらにするかで迷いました。

その迷いを消すために、カミチャニスタへ襟の違いについて問い合わせてみました。

以下メール返信内容を転載。

この度は確認にお時間を頂き申し訳ございません。お問合せいただきましたシャツの襟の高さですが、シャツの型によっても若干の違いがございます。

【スリムフィット】
ホリゾンタルカラー:羽襟長さ/8.9cm 台襟高さ/前:3cm 台襟高さ後/3.7cm
ワイドオープンカラー:羽襟長さ/8.6cm 台襟高さ/前:3cm 台襟高さ後/4.4cm

【タイトフィット】
ホリゾンタルカラー:羽襟長さ/8.9cm 台襟高さ/前:2.8cm 台襟高さ後/3.7cm
ワイドオープンカラー:羽襟長さ/8.6cm 台襟高さ/前:3cm 台襟高さ後/4.4cm

生地の厚さによっても数ミリ単位で異なるため、おおよその長さになりますがご参考にして頂ければ幸いでございます。ぜひご検討のほどよろしくお願いいたします。

↑↑↑

ここまで丁寧に説明していただけるとは思ってなかったので、ありがたかったです。

ワイドオープンカラーの方が襟台が高いので、よりイタリアブランドのシャツに近いイメージですが、羽襟の長さが短く、ワイドオープンカラーでもイタリアブランドに近い襟元を表現するのは難しいと考えて購入は見送りました。

まとめ

イタリアブランドのシルエットをコスパ重視のブランドに求めること自体ナンセンスかもしれませんが、調べたり問い合わせをすることで、カミチャニスタはコスパの高いシャツであることがわかりました。

カスタマーセンターの対応はすごく丁寧で、会社のイメージも良くなりました。今後もカミチャニスタを使用しますが、できれば胴幅をもうちょっとだけ、ぎゅっと狭めてくれることを期待しながら使用し続けたいと思います。

そういえば、小泉進次郎さんはhitoyoshiのシャツを使用しているようですね。こちらも気になりますね。

それでは最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

この記事が皆様の参考になりましたら幸いです。

Sponsored Link