精神科での身体治療、ケアにおける看護のあり方について

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こんにちは。

いつもお読みいただきまして、ありがとうございます😊

今日はスタイリングだけ書こうと思ってましたが、少し気になってことがあるので書かせて頂きます。

※下記はあくまで個人の主観、見解であることをご理解しつつお読みいただければと思います。

ではでは…

精神疾患の既往がある患者さんですが、病的体験(狙われている、殺されるなど)から必死に逃れていたところ、誤って橋から転落し、ご家族とともに救急外来に受診して来られました。
全身のいたるところに擦過傷がみられましたが、幸い画像診断では異常な所見はありませんでした。

しかし、その他の検査の結果、横紋筋融解症と診断を受けました。

救急外来受診中も興奮した様子で、病的体験に左右された言動もあることから、精神科病棟へ入院、保護室で隔離になり、体の治療と精神の治療を並行して行うことになりました。

しかし、ここで問題が発生しました。

体の治療は内科医が行ってくれますが、点滴を1日15本(7,500ml)入れて下さいと指示されました。

その指示を受けた看護師さんは「保護室で点滴15本はできません。減らしてもらえませんか」と。

なぜできないの??

要するに、患者さんは隔離されているので、部屋を自由に出入りすることはできない、でも室内では自由に動けるので、点滴の針や管を抜いたり、点滴を吊り下げる棒を使って器物破損行為や自分を傷つける行為に及ぶリスクがある。また夜間は看護師さんの数が少ないので、保護室には入れない。だから点滴は日中だけしかできませんってことだと。

と、いうことは日中に点滴できるのはせいぜい5〜6本。
内科医が指示した量の1/3しか入れられない…

まぁ看護師さんの言いたいこともわかります。でもそれじゃあ内科医が必要と考える治療ができないわけで…体の病気が悪化するかもしれない…

じゃあ、隔離されている患者さんは、必要な体の治療を受けられないのか…


そりゃおかしい!!

どう考えても納得できません!

誰のための治療??治療は患者さんのためですよね??

そもそも、優先順位が違う。
体の治療<精神の治療?×
体の治療>精神の治療?○
緊急度や重症度を考えても体の治療が優先だろう。

看護師さんの人数が足りないなら、他の病棟から応援をお願いするとか、いくらでも工夫はできるはず。

「夜間は保護室に入らない決まりになっている…」

いやいや、それじゃあ体の治療をしている患者さんなのに、バイタルサインは日中だけ測って、夜間は測らないつもりですか??夜間でもきちんとバイタルサインをとらないと、急変があっても朝まで気づかないということになりますよね??

そんなの病院じゃないですよ…

自宅で寝てるのと変わらない…


看護師さんの役割には保健師助産師看護師法で「診療の補助」「療養の世話」ってものがうたわれてますよね??

看護は、医師が必要と考える治療をいかに工夫して安全に治療できる環境や体制を整えられるのか。また患者さんが治療を受け入れられるように調整する役割があるので??

初めから隔離だから「できません」「入れません」ではなく、それが患者さんにとってどうなのか?患者さんの不利益にならないのか?

いつも患者さんやご家族の立場になって、考えることが必要なのではないでしょうか。


そして、隔離されている患者さんの不利益にならないように個々の看護師がスキルを高め、病棟全体が患者さん、ご家族を中心に考えた医療を提供できるようにシフトチェンジしていく必要があるのではないでしょうか。

もちろん医療安全的な視点も必要です。状態によっては、患者さんや医療者双方の安全を守るために、身体拘束が必要な場合もあるかもしれません。

でも、看護はそれまでに沢山できることがあるはずです。患者さんがどんなに興奮していても、医療行為を行う前には必ず説明を繰り返し、ご理解頂けるように努力することが、不必要な隔離や身体拘束を減らすことにつながり、ひいては患者さんにとってより良い医療を提供できることにつながると思います。

隔離だから夜間は体の治療やケアができない、バイタルサインは取れませんじゃ本末転倒です。

今一度、精神科における身体治療やケアのあり方を考えて頂きたいなと思います。

以上、思うがままに綴りましたので、滅裂になってしまいましたが、お読みいただけた方々にとって感じていただけるものがあれば幸いです。

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それでは最後までお読み頂きまして、ありがとうございました😊

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